手や指へ行く神経は頸椎の隙間から出てきます。

そして神経は障害された部分より先に症状が出現します。

例えば、川の途中に岩を置いたりなどを遮るとその先に流れていかなくなるように、神経も同じ状態になります。

原因によって症状が異なりますが、多くは肩周りから指先までの範囲のしびれであり、痛みが強い場合もあります。

神経と同時に血管の障害もあると冷え感や色が白くなったり、だるさが出ることもあります。

障害されている部位によっては首や肩、腕を動かすことによって症状が強くなることもあります。

重症の場合には、足に障害が出たり、握力の低下、ボタンを留めるなどの細かい作業ができなくなることもあります。

手指に症状を出す原因はとても多いです。

①首で圧迫されている

EX）後縦靭帯骨化症、頸椎ヘルニア、頸部脊柱管狭窄症　など

②胸周りで圧迫されている

EX）胸郭出口症候群、四辺形間隙症候群　など

③腕で圧迫されている

EX）橈骨神経麻痺、肘部管症候群、手根管症候群　など

この例で挙げているものでもまだ一部であり、原因をしっかりと特定し治療することが必要になります。

しびれなどの神経症状には、炎症や痛みを軽減させる作用がある鍼が適しています。

ただ、神経の圧迫を取らないといけないので矯正による歪みの正常化も必要な場合があります。

当院では問診と検査を行ってから一人一人の症状・状態に合わせ適切な施術の提案と説明をいたしますので

まず一度ご相談ください。