当院で行っているASTA鍼治療が有効な症状としては、次のようなものがあります。

• ずっと前から気になっている症状

• 急な痛み・しびれ・こり・張り

• マッサージを受けてもすぐにぶり返す症状

• 動き出すときが特に辛い

• 腰や肩に症状があり、何をしていても辛い

• 自律神経のバランスが崩れて起きる症状

このように慢性的な症状にも急に起きた症状にも対応できます。

ただし、鍼治療はツボを刺激して身体の自然治癒力を高める方法です。症状の原因が骨格の歪みにある場合は矯正が適しています。

どのような施術が有効かは、触診や検査で患者様の状態をしっかりと見極めたうえで判断します。

当院で行うASTA鍼施術は、東洋医学と西洋医学の良さを組み合わせた、効果の高い治療法です。

従来の鍼治療は東洋医学の考えに基づいた手法です。

東洋医学的では気・血液・リンパの流れを重視しています。

「気」というと目に見えなくてわかりにくいかもしれませんが、「元気」「気合」などの言葉からイメージできるものを指します。

この気と血液・リンパは合わせて気血津液（きけつえき）とも呼ばれ、これらの流れが滞る、あるいはバランスが崩れることで痛み・しびれ・だるさといった症状が起こると考えられています。

ツボ（経穴）を刺激し、この気血津液を整えるのが鍼治療です。

ASTA鍼施術ではそこに神経や筋肉のつくりに注目する西洋医学的なアプローチも加えて、様々な症状に幅広く対応します。

鍼の太さや鍼を入れる場所・深さなど、患者様一人一人の状態に合わせた施術を行います。

鍼（はり）というと、注射針をイメージして痛くて怖いものと考えてしまう方が多いかもしれません。

しかし、鍼と注射針は全く違うものです。

注射針は皮膚を切り裂いて中に薬などを注入するためのもので、鍼とは使う目的が異なります

ASTA鍼ではこのような鍼を使います。

• 太さは注射針の5分の1程度

• 先端は丸みを帯びている

• 使い捨て

髪の毛と変わらないくらいの細い鍼が皮膚の間をくぐり抜けるため、入れる際の痛みはほとんどありません。

ただし完全な無痛というわけではなく、鍼が筋肉に当たるとじわりとした鈍い感触を受けます。

加えて当院では、「押手(おしで)」「つまみ押手」といった特殊な技術も取り入れています。これらは鍼治療の痛みを最小限に抑えるものです。

わからないことがあればお答えしますので、鍼治療が初めてで不安な方も、ぜひお試しください。