本来ヒトの首は緩やかなカーブを描いています。

しかし、ストレートネックというものは文字通りカーブが消失しまっすぐになってしまった状態です。

原因としては長時間のパソコンやスマホ操作などで下を向いていることで起こります。

歪みだけで済めば良いのですが、首の周りには大切な血管や神経があるのでそれらが障害されると様々な症状が出ます。

さらに、頭の重さは体重の約１０％ほどあり、首や背中の筋肉が支えています。うつむくことで支えている筋肉の負担が増え、首に加わる負担が２７㎏（小学３年生くらい）ほどになると言われえています。

頭が前に出てしまうので、首や背中の筋肉の負担が大きくなるため首肩コリや背中の痛みが出やすくなってきます。

また、首の神経や血管が牽引されたり圧迫されると、めまいや耳鳴りも出てくるようになってきます。

負担に耐え切れなくなると頸椎の*ヘルニアや*狭窄症、頚椎症など疾患名がついてきてしまい、猛烈な首の痛みや腕にかけてのしびれが出てしまう場合もあり、手術が必要になることもあります。

※頸椎のヘルニアについて詳しく知りたい方はこちら

※狭窄症について詳しく知りたい方はこちら

ストレートネックは不良姿勢による影響が大きいです。

背骨は骨盤が土台になっているので骨盤の歪みが根本としてあることが多く、首だけ治してもまた戻ってしまうのです。

そのため、全身矯正を行い歪みを修正し姿勢を改善することでつらさを取り除いていきます。

また、痛みやしびれがあったり、筋緊張が強すぎる場合は鍼を行うこともあります。

当院では問診と検査を行ってから一人一人の症状・状態に合わせ適切な施術の提案と説明をいたしますので

まず一度ご相談ください。

※矯正治療について詳しく知りたい方はこちら