足のしびれを引き起こす原因はいくつかあります。

①腰部椎間板ヘルニア

②腰部脊柱管狭窄症

③腰椎すべり症

④仙腸関節障害

⑤深殿筋症候群（梨状筋症候群）

これらが根本となって坐骨神経を圧迫することで坐骨神経痛としてしびれや痛みが症状として現れます。

ただ、圧迫されただけでは神経症状は出てきません。

長時間正座をしていると足がしびれてきますが、短時間ならしびれませんよね？

坐骨神経痛も同じく、長時間または連続して圧迫や摩擦が加わったため、炎症が起き神経痛が出現するのです。

原因は様々ですが共通して言われていることが不良姿勢のままで負担をかけてしまっていることで発症すると考えられています。

上記の原因により異なりますが

【共通して出る症状】

・お尻から足の範囲に痛みやしびれがある。

・長時間の立位がつらい。

・腰回りを動かすと痛みやしびれが出る。

・長時間の同一姿勢がつらい。

・寝返りや起き上がり時に痛い。

【原因によって出る症状】

・前屈により痛みやしびれが出る。

・後屈により痛みやしびれが出る。

・歩行時に痛みやしびれがでて、少し歩くと歩けなくなり、休むとまた歩けるようになる。

等が出現することが多いです。

原因によっては出るときと出ないときがあったり、痛みの程度も変わってくるのでしっかりと検査し根本的な原因を探し出し治療することが大切になります。

痛みにはもちろん、しびれには鍼が効果的です！

そのため、痛みやしびれが強い場合には、まず鍼で炎症を抑えます。

その後、負担をかけてしまっている原因の不良姿勢を矯正し改善していくことで再発を防ぎます。

さらに、矯正には歪んで固まった関節を動かすことで可動域を上げたり、関節を固定している筋肉を緩めたりする作用があるので痛みの改善にも関わります。

また、痛みの具合や状態を確認し矯正が適していると判断した場合は、矯正から行っていき残った硬さや痛み、しびれを鍼で取り除くこともあります。

当院では問診と検査を行ってから一人一人の症状・状態に合わせ適切な施術の提案と説明をいたしますので

まず一度ご相談ください。